長く使うためのメンテナンス  by 俣崎光治商会
メンテナンス講座と言えば「ちょっと難しそう」に聞こえますが、このページでは、トラブルがおきないように、日頃から注 意する点などをご紹介していきます。「超初級」のお手入れ方法から、ちょっと高度な話まで自転車屋さんのテクニックをご紹介できればと、思います。
第4回目はブレーキのおはなし(その2)

ブレーキの効きが悪くなることがあります。と言うよりは、ブレーキの効きは悪くなるものです。
その原因は…
1.ブレーキシュー(舟ゴム、ブレーキパッド、ブレーキブロックなどを含む)がすり減ってしまう
2.ブレーキワイヤーがサビてしまう
3.ブレーキワイヤーが折れ曲がる
4.ブレーキの可動部の動きが悪くなる
などが挙げられます。

これらの原因のうち、ブレーキシューがすり減ってしまったため効かなくなる、というのが一番多い原因だと思います。

シティ車のブレーキシュー(当然、左がすり減ったシュー、右が新品のシュー)
すり減ったブレーキシュー新品のシュー
すり減ってしまうと、ブレーキワイヤーを、それまでより余計に引っ張らないといけなくなります。余計に引っ張るにはブレーキレバーを強く握るわけですが、あまりにすり減っているとハンドルグリップに当たってしまうことがあります。そうなってしまうと…効きません。

ときどき、ワイヤーの固定ネジを緩めて、上の方で固定しなおして使用している方がいます。これだと、結構ブレーキの効き具合が回復します。
ですが…あんまりお勧めできません。
というのも下の写真の矢印部分をみてください。
すり減りすぎたブレーキシュー
ブレーキシューの金属部分が削れています。これはブレーキをかけたときにリムに当たってしまっているからです。

また、ワイヤー固定ネジで調整すると下のようになります。
固定ボルト
固定する場所を上にずらしています。その後ブレーキシューを新しいのに交換するとき、このままではブレーキシューが厚い(すり減っていない)ので、また元の位置に戻すことになります。

ここら辺
そうすると、上の矢印のように(見にくくてすみません)固定した跡が固定ネジより上になります。実はここ、とても切れやすくなっています。

じゃ、どうするの?という話は次回。
第3回目
第2回目
第1回目
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